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4月の介護レクリエーション!デイサービスや高齢者施設におすすめのアイデア

高齢者ケアの道しるべ
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春の息吹が深まる4月。新しい生命が芽吹き、花々が色鮮やかに咲き誇り、緑が溢れ出すこの季節は、高齢者の方々にとっても心地よい季節感を感じることができる貴重な時期です。この春の温かさと生き生きとした景色を背景に、彼らが心身ともに健康的な生活を送るための季節感あふれるレクリエーションを考えることは、介護スタッフとしての重要な役割の一つです。

あらゆる生命が活気づく4月は、気候が穏やかになり、自然が豊かになるため、レクリエーションに最適な時期です。特に、高齢者の方々には新緑や桜などの季節の花々を楽しむことで、五感を刺激し、生きがいの維持につながります。

高齢者向けのレクリエーションを考える際、季節感を取り入れることは、彼らの日々の生活に変化をもたらし、心と体の健康を維持するために大切です。今月のレクリエーション企画では、春の訪れを感じられるアクティビティを取り入れて、高齢者の方々がより豊かな生活を送ることができるようにしましょう。

さて、以下では、春が深まる4月にちなんだ、高齢者向けの楽しいレクリエーションをいくつかご紹介します。介護職員の皆様、ぜひ参考にしてみてください。

目次

4月のレクリエーション向け季節行事

4月は新しい生命が溢れ、自然が活気づく春の季節です。桜の花が咲き乱れ、新緑が目を楽しませます。そのため、高齢者施設のレクリエーションに向けて特別な季節行事やイベントが多く存在します。以下にいくつかの例を挙げます。

  • 花見:4月は日本全国で桜が満開になる季節です。高齢者の方々にも春の訪れを感じさせるために、施設の庭で花見をしたり、地元の公園への小旅行を企画してみてください。その際、桜の下で詩を朗読したり、春をテーマにした歌を歌ったりするのも良いでしょう。
  • 昭和の日(4月29日):この日は昭和天皇の誕生日であり、戦後の日本の復興を象徴する日でもあります。高齢者の方々にとっては、過去の思い出を振り返り、話し合う機会になるかもしれません。当時の音楽を聴いたり、昭和の時代の生活や文化について話し合う会を開くのが良いでしょう。
  • 灌仏会(花祭り):4月8日の仏誕生日(仏陀の誕生を祝う日)に行われる行事で、「花祭り」とも呼ばれます。仏説花咲かせる法華経の一節にちなんで、色とりどりの花々でお寺や自宅の仏壇を飾り、甘茶(灌仏会茶)を仏像に注ぎ、仏陀の誕生を祝います。施設でもこの風習を再現し、共同で花飾りを作ったり、仏陀の誕生を祝う特別な会を開くことができます。この行事は、仏教の教えを学びつつ、参加者間の絆を深める良い機会となります。
  • 新茶の試飲会:新茶の季節でもありますので、新茶の試飲会を行うのも一案です。その際、色々な種類の新茶を準備し、それぞれの風味の違いを楽しんでもらうと良いでしょう。
  • 地球日(4月22日):地球の環境保護について考える日です。環境に優しい生活習慣について学んだり、施設の庭でゴミ拾いをしたり、植物を植えたりするなどのアクティビティが考えられます。

これらのイベントは、季節感を感じつつ、交流や学びの場となります。具体的な企画を立てる際には、施設利用者の健康状態や体力、関心などを考慮に入れ、参加者が無理なく楽しむことができる内容を考えることが大切です。

高齢者向け4月レクリエーション

春の季節に合わせたレクリエーション活動には、お花見や花・野菜作り、春の歌会などがあります。利用者さんと一緒に楽しめるアクティビティを計画して、季節を感じる時間を過ごしましょう。4月には様々な行事やイベントがありますので、一緒に楽しみましょう。

お花見

桜が咲いてくることで、今年も春が来たと感じることができます。

本当は外出レクで本当のお花見を楽しみたいところですが、施設ではなかなか難しい場合もあるでしょう。

そんな時は、大きく作った茶色の木の幹に利用者さんに桜の花びらを作ってつけていただいてはいかがでしょうか。

ピンクの折り紙や画用紙で桜の花びらの型を切り取り、壁に貼ってある木の幹へつけるだけで、徐々に満開の桜ができ上がってきます。本物の桜の花びらをつけても良いですね。

外の桜の木に合わせて徐々に花びらをつけていくと、より一層季節の移り変わりを感じることができるのではないでしょうか。

花・野菜作り

春になり、お花や野菜の種を植える時期になります。

施設内でも収穫が楽しみな野菜や日々の成長が楽しみになるお花を植えてはいかがでしょうか。

ミニトマトやニンジンであればプランターで育てることができますので、場所を取りません。定期的に水やりや草取りを利用者さんと一緒に行い、収穫を楽しみに待ちましょう。

お花もどれを植えて良いか迷うぐらい種類が多いので、利用者さんと図鑑などを見て思い出を語っていただきながら一緒に決めるのも良いですね。

育てるのはきっと利用者さんの方がお上手です。先の楽しみができると言うことは生活に潤いをもたらすことでしょう。

春の歌会

春をテーマにした歌は多いです。童謡(例:春が来た、花、春の小川)、演歌(例:北国の春、二輪草)、J-POP(例:赤いスイートピー、いい日旅立ち)などジャンルも多く、利用者さんの年齢によっても思い出の曲が違うことでしょう。

イントロクイズ、歌詞の一部を隠したクイズをすることは脳トレになります。

カラオケ大会や合唱をするときは、歌詞カードを作りましょう。桜色の厚紙に歌詞を貼り付けたり、シールやリボンでデコレーションしたりすることも手の運動になります。

また、合唱ボランティアさんをお招きして春をテーマにした歌を歌っていただくのも懐かしいひと時を過ごせるのではないでしょうか。

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