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3月の介護レクリエーション!デイサービスや高齢者施設におすすめのアイデア

高齢者ケアの道しるべ
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春の訪れと共に、生活に新たな活気が溢れる3月。この季節は、高齢者の方々にとって、健康維持や生きがいの源となる新鮮な季節感を感じる絶好の時期です。

3月と言えば、桜の開花や卒業式、入学式といった、新たなスタートを象徴するイベントが数多く行われます。これらのイベントを通じて、季節の移り変わりを肌で感じられるでしょう。

また、食卓も春の訪れを告げます。新鮮な春野菜や甘いいちごなど、この時期ならではの旬の食材を味わうことで、心も身体も元気になれます。

これらの季節感を楽しむレクリエーションを通して、高齢者の方々が心身ともに健康的な生活を送るためのサポートが可能となります。

次に、3月の季節にちなんだ高齢者向けのレクリエーションについて具体的にご紹介します。これらのアイデアが、介護職員の皆様の役に立てれば幸いです。

目次

3月のレクリエーション向け季節行事

3月は春の訪れを感じさせる月で、新しい季節の始まりとともに様々な行事や祭りが開催されます。これらは高齢者施設のレクリエーション活動として取り入れることができます。以下にいくつかの例を挙げます。

  • ひな祭り(3月3日):女性を祝う日として、ひな人形を飾ることが一般的です。施設内でひな人形を手作りしたり、ひな祭りに関連した食事やスイーツを作って楽しむのも良いでしょう。
  • ホワイトデー(3月14日):バレンタインデーにお返しをする日として知られています。高齢者施設では、ハンドメイドの小物やメッセージカードを作るワークショップを開催するのが良いでしょう。
  • 春分の日(3月の日にちは年によって異なる):春の訪れを祝う日です。花見のイベントを計画したり、春の花をテーマにした工作や花卉の観察を行うのも良いでしょう。
  • 桜の観察:3月は桜が開花する時期です。施設の周辺に桜の木があれば、桜の観察や花見をするのも楽しいです。また、桜をモチーフにした工作や絵画、詩作なども提案できます。
  • 卒業と新学期のお祝い:3月は学生にとって一つの節目で、新たなスタートの月でもあります。施設内で卒業式や入学式を再現するイベントを開催したり、自分の学生時代の思い出を話す時間を設けるのも一案です。

これらの行事やイベントを通じて、高齢者の方々が楽しみながら交流を深める時間を提供できるように心掛けてください。具体的な企画を立てる際には、施設利用者の健康状態や体力、関心などを考慮に入れ、参加者が無理なく楽しむことができる内容を考えることが大切です。

高齢者向け3月レクリエーション

春のお彼岸にはぼたもち作り、進級やお世話になっている方への手紙にはハガキ作り、ひな祭りにはひなあられリレーなど、季節感を取り入れたアクティビティで楽しい時間を過ごしていただけます。また、3月には卒業式やお花見などもあり、季節のイベントを利用したレクリエーションは様々な場面で活用できます。皆さんと一緒に季節を感じ、楽しい思い出を作っていきましょう。

春のお彼岸

春のお彼岸はぼたもち(おはぎ)を食べる風習があります。特に高齢者は「お彼岸」を大切にし、お母様とぼたもち(おはぎ)を作った思い出のある方も多いのではないでしょうか。

施設内の大きな机の上でサランラップやビニール手袋を使って利用者さんと一緒に作業をしましょう。包むものもあんこだけではなくきな粉、えんどう豆などさまざまなものが考えられますし、利用者さんによく食べていたおはぎの種類を語っていただくのも良いですね。

もち米をお米に変えたり、小さくしたりするなど工夫を考えましょう。レシピサイトに工夫を凝らした作り方が載っていますので、利用者さんの状態を考えながら皆で作ってみてはいかがでしょうか。

ハガキ作り

もうすぐ新しい年度の始まりです。進級した大切なお孫さんやお世話になっている方に手紙を出すと喜ばれるのではないでしょうか。

手作りのハガキは質感も良く、特別な雰囲気が出てきます。

市販されている紙すき用のキットであれば、牛乳パックを用意するだけで作ることができます。

桜の花びらや緑の葉を入れることで季節感も増し、飾っておくだけでも綺麗です。

思い思いに作っていただくことで、個性も出て利用者さんのことを知るきっかけになりそうです。

他の季節でもできるレクリエーションですので、季節の節目に行っても良いですね。

ひなあられリレー

3月3日はひな祭りです。本物のお雛様を飾ったり、折り紙で作成したりする施設は多いと思います。それだけでも3月を感じることができますね。

ひな祭りを彩るものの他に、ひなあられリレーで盛り上がるのはいかがでしょう。

ひなあられ、もしくはひなあられの色をしたアクセサリービーズなどパール大の玉を用意します。それをお箸(難しい方はスプーン)で掴み、隣の人のお皿にどんどんリレーして行きましょう。

お箸を手で動かし、小さな玉をつかむことは手の訓練や脳への良い刺激になります。

ひな祭りにまつわる音楽(例:うれしいひなまつり)を流し、その音楽が流れている間にゴールした玉の数を競うと、より季節感も出るのではないでしょうか。

レクリエーションの口コミ

「3月は春を感じ始める季節で、季節の行事としてひな祭りが待っています。飾りや食事の準備を2月から始め、定番のちらし寿司やお吸い物を提供します。施設では出しにくい白酒や菱餅の代わりに、アルコールフリーの甘酒や菱餅風ゼリーなどを考えてみてください。さらに、春の訪れを楽しみながら、工作で梅やつぼみのついた桜の木を作りましょう。まだ寒さが残る中、健康に留意しつつ、楽しいひな祭りを計画しましょう!」

3月の雛祭りでは、桃の花をイメージしたちぎり絵を作ったり、紙粘土で菱餅を作ったり、折り紙で雛人形を折ったりしました。”嬉しい雛祭り”の曲が流れて、ピンクのはんてんを着たスタッフと一緒に記念写真も撮りました。その後、作品や写真を展示して、素敵な思い出になりました。こんな活動、オススメですよ。

働いてる場所では、地元の幼稚園の卒園式をデイサービスのお客様と一緒に行うんです。お孫さんに会う機会が少ない人も多いから、一緒に歌を歌うとみんなの仲が深まります。地域にも貢献できて、卒園生の親や市役所の方々からも喜んでもらえて、本当に良い活動になってますよ。

ボランティアでデイサービスに行った時、3月のイベントで皆さんと一緒にひな人形の折り紙を作りました。皆さんが楽しそうに作っていて、雛祭りの楽しさを感じることができました。それに、手の運動にもなりましたよ。作った後は雛祭りの歌を歌って、おいしい甘酒をみんなで楽しみました。

ひな祭りの時期には、皆さんと一緒にちぎり絵や折り紙でお雛様を作って施設に飾りました。女性の方たちは特にお雛様に愛着があり、自分たちの昔話やお子さん、お孫さんのひな祭りの思い出話をしてくれました。それだけでもみんなが盛り上がり、とても楽しい時間になりましたよ。

冬が終わり、春の気配が感じられる時期。お散歩で近くの公園を訪れると、色とりどりの花が目を楽しませてくれます。事前に職員が咲いている花の名前をリストアップし、それをカードにしてみんなに配ります。そして、お散歩中にその花を見つけたらマークする、まるで宝探しのようなゲーム。そうやって春を感じながら過ごす時間は、何よりも楽しいですよ。

ひな祭りの季節、女性の利用者さんには特別なレクリエーションを提供します。それは、お雛様に変身するというもの。スタッフがメイクを施し、リップとチークで少し顔を彩ります。さらに綺麗な羽織物を肩にかけて。このちょっとした変身が、皆さんを輝かせます。女性である喜びを改めて感じ、皆さんは恥ずかしそうにも嬉しそうな顔を見せてくれます。

春の訪れと共に桜の花見の季節がやってきます。毎年、近くの静かな川沿いの桜並木で花見を楽しんでいます。人ごみを避け、地元の人しか知らない穴場で、ゆっくりと花を楽しむ時間ができます。晴れた日には、皆で車から降りて桜の木の下を散歩し、ベンチで一休みしながらお茶を飲んで桜を見上げる…この瞬間が皆から大好評なんです。

3月といえばひな祭りの季節。お雛様やお内裏様、花びらなどを折り紙で作るアクティビティがおすすめです。手先を使うので少し難しく感じるかもしれませんが、みんな真剣に取り組んで、出来上がった作品を飾ると、皆とても喜んでいます。更に、ひな祭りの歌を歌ってひなあられを食べると、みなさんが子供の頃に戻ったような明るい笑顔を見せてくれますよ。

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