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1月の介護レクリエーション!デイサービスや高齢者施設におすすめのアイデア

高齢者ケアの道しるべ
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新しい一年の始まりとなる1月、厳しい寒さが訪れます。それでもその寒さは、高齢者の方々が季節感を体感し、健康や生きがいの維持に役立てる要素です。

この月には「お正月」という特別な時期が訪れます。新しい年の始まりを祝うためのさまざまな習慣や行事が行われ、年始の準備や初詣など、人々の生活に潤いと喜びをもたらします。

さらに冬ならではの楽しみ方も忘れてはいけません。餅つきや雪かきといった活動は、身体を動かすことで健康維持につながると同時に、季節感を感じる絶好の機会でもあります。

これらの季節感やイベントは、高齢者の方々にとってのレクリエーションとなります。心身ともに健康的な生活を送るための一助となるでしょう。

以下では、1月の季節にちなんだ高齢者向けのレクリエーションについて詳しくご紹介します。介護職員の皆様にとって、高齢者の方々と一緒に新しい年を楽しく過ごすためのアイデアとなれば幸いです。

目次

1月のレクリエーション向け季節行事

1月は新年を迎える月として、また冬の真っ最中ということで、高齢者施設のレクリエーションに向けて特別な季節行事やイベントが数多く存在します。以下にいくつかの例を挙げます。

  • 元旦(1月1日)
    新年の始まりを祝うこの日は、高齢者施設でも新年の行事を開催するのに適しています。レクリエーションとしては、初詣の模擬体験や書き初め、あるいはお節料理の共有などが考えられます。
  • 成人の日(1月第2月曜日)
    新たに成人を迎える人々を祝う日であり、施設内での成人式の体験や、成人になった頃の思い出話などをシェアする時間を設けるのも良いでしょう。
  • 餅つき
    新年に合わせて、餅つきイベントを行うのも良いでしょう。安全に配慮しながら、利用者同士で協力して餅をつく体験は、コミュニケーションを深める機会にもなります。また、作った餅を利用してお雑煮や和菓子を作り、一緒に楽しむのも良いです。
  • 雪だるま作り
    雪が降る地域であれば、雪だるま作りや雪景色の鑑賞など、冬ならではの楽しみを提供することができます。
  • 七草粥の日(1月7日)
    新年の健康を祈り、冬の寒さから体を守るための行事です。利用者の皆さんで七草粥を作り、一緒に食べるのも一案です。

こうしたイベントを通じて、利用者の皆さんが楽しみながら交流できる時間を提供することが、高齢者施設でのレクリエーションの目的です。ただし、具体的なイベントを計画する際は、施設利用者の健康状態や体力、関心、地域の習慣等を考慮に入れて、無理なく楽しめる内容にすることが大切です。

高齢者向け1月レクリエーション

お正月には書き初めや初詣、お正月遊びなどのレクリエーションがあります。施設内で初詣気分を味わえるようなレクリエーションを用意することもできます。また、書道がお上手な利用者さんがいらっしゃれば、先生をお願いして書き初めを行うことも良いですね。さらに、カルタや福笑いなどの遊びを用意し、思い出話に花を咲かせることもできます。1月のイベントや行事についても知っておくとレクリエーションのアイデアが広がるかもしれません。

書き初め

年の初めに、今年の目標などを書いてはいかがでしょうか。

利用者の中に書道がお上手な方も実はいらっしゃるかもしれません。

そのような方に先生をお願いして、役割を持っていただくことも生活にメリハリが出て良いですね。きっとその人も張り切ると思います。

自分の思いを自由に書いていただくことが大切です。その人の個性も出てくることでしょう。

書いたものは1月中は施設内に飾っておくことで季節感が出たり、新たな話題が生まれたりするきっかけになりそうですね。

お正月遊び

お正月は、カルタ・凧揚げ・福笑いなど、さまざまな遊びが考えられます。

その中で、利用者が全員参加できるような遊びを考える必要がありますが、利用者さんが大勢いらっしゃるのであれば、上記のような遊びを何種類か用意し、参加者にそれぞれ遊びたいものを選んでグループに分かれ、遊びながら思い出話に花を咲かせることも良いのではないでしょうか。

カルタや福笑いはレクリエーションの中で手作りをしても良いですね。

作業や遊びを通して笑い、思い思いにお話をしていただくことによって、職員も利用者さんを深く知ることができるでしょう。

初詣

お正月と言えば初詣です。

しかし、高齢者にとっては寒い中、神社に出かけることは大変です。

そこで、施設内で初詣気分を味わえるようなレクリエーションを考えてはいかがでしょうか。

例えば、段ボールの中に大きな字で書いたおみくじを用意し、利用者さんに引いていただく。段ボールで絵馬の形を作り、今年の抱負や願い事を書いていただく、折り紙でお守りを作るといったことが考えられます。折り紙よりも鮮やかな千代紙で作るとさらにお守りの魅力がアップしますね。

絵馬は、壁面にお正月飾りと一緒に飾っておくとお正月の雰囲気をしばらく感じることができるでしょう。

レクリエーションの口コミ

新年を迎えた1月、デイサービスでどのようなレクリエーションを行うでしょうか?伝統的な羽子板やかるたから、七草粥で胃腸を休める行事、箱根駅伝での地元応援まで、お正月らしいアクティビティと食事が盛りだくさん。みんなで新年を楽しみましょう!

デイサービスで父が参加した「どんど焼き」のレクリエーションは素晴らしかったです。小正月にちなんで、庭で松飾りを燃やし、職員が用意した白やピンクの餅を焼いてみんなで食べました。作業は簡単で、みんなで「今年も病気しないで頑張ろう」と励ましあったのが印象的でした。季節感を感じられる活動が楽しいと感じました。

お正月のお餅つきは盛大に行われました。一人一人が杵を握る姿や、ハッピを身に纏い、祭りのように飾り付けた空間は素晴らしかったです。また、紅白歌合戦視聴や懐メロ、昔のドラマ上映は話題を提供し、利用者間の交流を深めました。お正月らしい、温かな雰囲気のレクリエーションとなりました。

1月のレクリエーションにぴったりなのが「ふうせん羽子板」です。羽根の代わりに風船を使うので、痛みや怪我の心配はありません。風船はゆっくり浮かぶので、動きが鈍い方も楽しく参加できます。お正月らしい雰囲気も味わえておすすめです。

1月のデイサービスでは、祖母が「かるた遊び」を楽しんでいました。「職員も一緒で、たくさんの人が参加した」と祖母が言っていました。多くの人が集まると、かるた遊びはさらに楽しくなるようです。このレクリエーションは季節感を出すのにぴったりですね。

新年会で楽しい時間を過ごしました。挨拶は手短にし、利用者が中心になるよう工夫。職員が練習した二人羽織や利用者の得意技を披露し、一緒に笑いました。意外な才能を持つ方もおり、その日の主役に。賑やかで温かな雰囲気の新年会になりました。

祖母の施設では、お正月に手作り神社を作って初詣を実現しました。移動が難しい祖母も車いすで参拝し、大いに喜んでいました。後に「大吉」のおみくじと笑顔の祖母の写真を貰い、心温まる体験となりました。祖母も、「あきらめていた初詣ができて嬉しい」と話していました。

お正月には、デイサービスで書初め大会を行いました。参加者全員が自由に思うがままに墨で半紙に文字や絵を描きました。願い事を書いたり、自分の名前を書いたりと、一人一人の個性が光る時間となりました。習字のような硬さはなく、のびのびと筆を滑らせるレクリエーションが皆にとって楽しい体験となりました。

1月のお正月には、デイサービスで絵馬作りを行いました。職員が画用紙にその年の干支を印刷した絵馬を用意し、参加者に配布。皆さんは色鉛筆やクレパスで動物に色をつけたり、願い事や抱負を書き込んだりして楽しみました。さらに、余裕のある方は和紙で飾り付けも。全員で飾ると、初詣に行けなくてもお正月気分が盛り上がり、大いに楽しむことができました。

新年の1月、デイサービスでは福笑いで盛り上がりました。まず、みんなでグループに分かれて福笑いのパーツ作り。絵を描く人もいれば、パーツを切り取る人もいて、それぞれが得意な部分を担当。全てのパーツが完成したら、目隠しをして福笑いスタート!その間、周りからは応援の声が飛び交っていました。そして、完成したおたふくさんの顔は全員で写真に収めてホールに飾り、皆で見て笑いました。

新年の1月には、デイサービスで本格的なお餅つき大会を開催しました。昔懐かしい杵と臼を使っての餅つきで、体力のある方は自由に参加。たくさんの人が見てる中で餅をつくのは、少し緊張もありましたが、皆ワクワクした顔をしていました。家では誤飲の心配でなかなか食べられないお餅も、施設なら安心。お手伝いするスタッフと一緒に餅をつくことができて、みんなに大人気のレクリエーションとなりました。

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